給前呉服店のあゆみ

有限会社給前呉服店 代表取締役社長 給前正敏
当社は戦後の混乱時の昭和21年創業、今年で創業69年になる呉服、洋品、宝飾類小売販売店です。昭和30年後半より始まった国家プロジェクトの堀割人口港建設に携わる建設作業員の作業服や生活衣類販売で一躍財力を蓄えました。

鹿島臨海工業地帯と変化してからは、湊湾工場周辺では営業にならず、現在の鹿島神宮周辺に移転したのが昭和52年です。重鉄骨4階建ての本店建設から始まり、昭和62年には3階建て和風建設の「夢創庵(むそあん)」、平成8年には振袖800点を展示する2階建て「夢振袖館」を作り上げました。

旧官幣大社の鹿島神宮では、長い袂の振袖での立居振舞、礼儀作法をレクチャーしての「鹿島立ち」を昭和52年より「20歳のメモリアル神宮ロケーション」と題し毎年開催。鹿島神宮の御領地で生まれ育った20歳のお嬢様の門出を続け、お正月元旦の新聞折込広告を18万世帯に送り続け、地域のお正月名物と定着しています。

最近では、国策である生産立国日本から観光経済立国日本へのパラダイムシフトに同調し、(呉服事業)(観光事業)(鹿島神宮)のコレボによるコンテンツに全社員が爪先を同方向に向けて事業改革に取り組んでいる現在です。

2t車トラックを改造した観光客向けの「移動レンタルきもの着付車」、鹿島神宮の歴史建造物を背景に撮影した写真をTシャツやタオル、生地類にプリントする「ガーメントプリンターと加圧アイロン」。コーヒーカップや湯呑み茶碗、ロックフォトに思い出の写真を転写する「昇華プリンターと真空プレス」システムで、着替えに戻るまでに鹿島神宮でのオリジナル記念品制作事業の展開。又、2020年東京オリンピック開催の7月24日から8月9日に合わせ、今年の夏からお祭りや花火大会に関係なく、普段の買い物やお出掛けに浴衣を着ることにより、「2020年私達は置物でお迎えする市民が住む街です。」と全世界へプロモーションする「市民による浴衣プロイジェクト」も進めています。